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インドネシアでの生活費の目安はどれくらい?節約のコツもご紹介

インドネシアでの就労や移住を検討している方にとって、生活費の目安を知っておくことは重要です。1か月どれくらいの生活費を用意すればよいのか、不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、インドネシアでの生活費の目安を詳しく解説します。家賃や食費、光熱費、交通費など、項目ごとに特徴をまとめました。

また、現地採用された日本人の生活費のモデルケースもご紹介します。あわせて、生活費を節約するコツについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

※本記事の日本円換算は、2025年12月の為替レートを参考に、1インドネシアルピア=0.0093円で計算しています。為替レートは変動するため、都度ご確認ください。

インドネシアでの平均的な生活費

まずは、インドネシアでの平均的な生活費を8つの項目に分けてご紹介します。

  • 家賃
  • 食費
  • 光熱費(電気代など)
  • 交通費
  • インターネット・通信費
  • 医療費
  • 教育費
  • 交際費・娯楽費

家賃

インドネシアの家賃の目安は、ワンルームや1ベッドルームの場合で、1か月あたり約600万〜1000万インドネシアルピア(約5万5,800円〜9万3,000円)です。

家族向けの3ベッドルームの場合は、約1200万〜2500万インドネシアルピア(約11万1,600円〜23万2,500円)です。

居住エリアによっても、家賃の目安は変わってきます。観光需要の回復により、とくにバリ島の家賃相場は上昇傾向にあります。

物件を契約する際には家賃だけでなく、家具家電の有無やインターネット環境、管理費などを確認しておくと安心です。

食費

単身者でローカル食材を中心に自炊する場合は、1か月あたり約200万〜400万インドネシアルピア(約1万8,600円〜3万7,200円)が目安です。

外食が多い方は、約300万〜500万インドネシアルピア(約2万7,900円〜4万6,500円)を、用意しておくと安心です。

インドネシア人の一般的な生活水準に合わせたナシチャンプルなどの屋台飯は、比較的安価に食べられます。

一方、日本食レストランや輸入食材を扱うスーパーなどは、関税と輸送費の影響で高額になりやすいでしょう。

とくに、イスラム圏であるインドネシアではアルコール類に対する税金が高く、ビールやワインの価格は日本よりも高額です。

光熱費(電気代など)

インドネシアで暮らす場合、電気や水道などの光熱費の目安は、1か月あたり約80万〜150万インドネシアルピア(約7,440円〜1万3,950円)です。

インドネシアの多くの賃貸物件ではプリペイド方式(Token Listrik)が採用されており、事前にコンビニやアプリで電力を購入してチャージします。

水道代は比較的安価ですが、電気代はエアコンの使用頻度に比例して跳ね上がります。

とくに、ジャカルタのような暑い都市では冷房が必須です。節約のためには、設定温度を26度ほどに保ち、扇風機を併用するなどの工夫が効果的です。

交通費

インドネシアでの交通費は、都心部で公共交通機関や配車アプリなどを活用した場合、1か月あたり約100万〜250万インドネシアルピア(約9,300円〜2万3,250円)が目安です。

公共交通機関の運賃は、数十円から高くても100円程度と格安です。駅から目的地までの交通手段として、配車アプリのバイクタクシーを利用すれば、スムーズに移動できます。

一方、公共交通機関が少ないバリ島などでは、バイクのレンタルがおすすめです。

居住エリアの交通事情に合わせて、移動手段を確保しましょう。

インターネット・通信費

インドネシアで、ブロードバンド回線(Wi-Fiなど)を使用する場合、1か月あたり約30万〜70万インドネシアルピア(約2,790円〜6,510円)が目安です。

単身赴任や一人暮らしで、動画視聴や大容量のデータ通信をそこまで使わないのであれば、スマートフォンの容量プランのみで対応してもよいでしょう。

ご自身のネット利用状況に合わせて最適なプランを選択することで、毎月の通信費を最小限に抑えられます。

医療費

インドネシアの医療事情は、ローカル向けの診療所と外国人向けの私立病院とで費用も質も大きく異なります。

たとえば、民間の病院を利用する場合、1回の診察で約30万〜70万インドネシアルピア(約2,790円〜6,510円)の医療費がかかります。

ジャカルタやバリ島の外国人向け私立病院は、先進国並みの医療設備と、英語や日本語対応が特徴です。ただし、自由診療となるため費用は高額の傾向にあります。

民間の医療保険へ加入する場合は、一人あたり月/約100万〜300万ルピア程度(約9,300円〜2万7,900円)の、医療費を用意しておくと安心です。

教育費

子どもを連れて、家族でインドネシアに移住する場合、教育費も確保する必要があります。

インターナショナルスクールに通う場合は、年間約1億2000万〜4億インドネシアルピア(約111万6,000円〜372万円)かかります。

なかでも、ジャカルタやバリ島のインターナショナルスクールは、欧米水準のカリキュラムと充実した施設を提供しているため、学費は高額になる傾向があります。

交際費・娯楽費

外食や娯楽などをほどよく楽しむ場合、1か月あたりの交際費・娯楽費は約200万〜500万インドネシアルピア(約1万8,600円〜4万6,500円)が目安です。

頻繁に旅行などに出かける方は、上記よりも少し多めに予算を確保しておくとよいでしょう。

なかでも、注意すべきはアルコールと輸入品です。インドネシアでは、宗教上の理由から酒税が高く設定されており、居酒屋やバーでの飲酒は日本よりも高額になる傾向があります。

一方、バリ島ではサーフィンやビーチ散策、ジャカルタであればおしゃれなカフェ巡りなど、お金をかけずに楽しめるアクティビティも豊富です。

インドネシアで現地採用された日本人の生活費例

ここでは、インドネシアで現地採用された日本人の生活費例を紹介します。

今回は、30代女性の場合を想定します。営業職として働く日本人で、月収は2500万インドネシアルピア(約23万2,500円)です。

給与総額

2500万インドネシアルピア(約23万2,500円)

住居費

1000万インドネシアルピア(約9万3,000円)

光熱費

100万インドネシアルピア(約9,300円)

食費

500万インドネシアルピア(約4万6,500円)

交通費

400万インドネシアルピア(約3万7,200円)

交際費

400万インドネシアルピア(約3万7,200円)

雑費

100万インドネシアルピア(約9,300円)

引用:

上記のモデルケースは日本食スーパーでの食品や生活用品購入、レストランなどを頻繁に利用する想定のため、食費が高めに設定されています。

また、住居費は1000万インドネシアルピア(約9万3,000円)と、収入の約40%を占めています。

インドネシアで生活費を節約するコツ

生活費のモデルケースを確認したところで、ここからはインドネシアで生活費を節約するコツを解説します。

生活費の節約のポイントは、下記の4つです。

  • 地元の市場(パサール)で買い物する
  • なるべく自炊する
  • 都心部から離れたエリアに住む
  • 洗濯機を持たずにランドリーを活用する

地元の市場(パサール)で買い物する

インドネシアの生活費において、食費を節約するためには、地元の市場(パサール)を活用するのがおすすめです。

ジャカルタやバリ島に点在しており、野菜や果物、肉、魚などの生鮮食品がスーパーマーケットと比較して圧倒的に安く手に入ります。

外国人や富裕層が利用する日系スーパーでは、きれいにパック詰めされた食材が並んでいますが、価格が高くなりがちです。

パサールでは、鶏肉や野菜を量り売りで購入でき、必要な分だけを使い切れます。

簡単なインドネシア語を使って価格交渉するのもパサールの醍醐味であり、現地の人々の生活水準や金銭感覚を肌で感じる機会にもなります。

なるべく自炊する

インドネシアではレストランやフードデリバリーなどが充実していますが、なるべく自炊することで食費を抑えられます。

たとえば、鶏肉や卵、テンペ(大豆発酵食品)、野菜類などは日本よりも安く手に入れることが可能です。

日本から炊飯器を持参するか現地で購入し、お米を炊いて簡単なおかずを作るだけでも、食費を節約できます。

現地の調味料であるサンバルやケチャップマニスを使いこなせば、料理の幅も広がるでしょう。

都心部から離れたエリアに住む

インドネシアでは、都心部から離れたエリアに住むことで家賃を抑えることが可能です。

たとえば、ジャカルタのスディルマン通り周辺や南ジャカルタの高級住宅街、あるいはバリ島のチャングーやスミニャックといった人気エリアは、家賃相場が高く設定されています。

上記のエリアでは、年々コストが上がっているのが現状です。

しかし、少し離れたローカル地区であれば、同じ家賃でもより広く、設備の整った物件を見つけられます。

ローカルエリアには手頃な価格のコスやコントラカン(貸家)が多く、周辺の物価も安いため、家賃だけでなく生活費全体を引き下げる効果があります。

洗濯機を持たずにランドリーを活用する

日本での一人暮らしでは必需品とされる洗濯機ですが、インドネシアの単身生活においては、必ずしも購入したり、洗濯機付きの部屋を選んだりする必要はありません。

インドネシアでは「Laundry Kiloan(キロ単位のランドリー)」と呼ばれる、洗濯代行サービスが定着しています。

洗濯物を預けるだけで、洗浄、乾燥はもちろん、きれいにアイロンをかけて畳んだ状態で返却してくれます。

高温多湿な気候では洗濯物が乾きにくいですが、ランドリーならその心配もありません。

下着などのデリケートな衣類は手洗いし、タオルや普段着はまとめてランドリーに出すという使い分けをするのがおすすめです。

インドネシアでの生活に関するよくある質問

最後に、インドネシアでの生活に関する質問をまとめました。

以下の3つの疑問点をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

  • インドネシアの医療水準はどれくらい?
  • インドネシアの物価は上がっている?
  • インドネシアで働く日本人の平均年収はいくら?

インドネシアの医療水準はどれくらい?

インドネシアの外国人向けの大手病院の多くは、国際的な医療機能評価(JCI)を取得しており、清潔な個室や最新設備、英語・日本語対応が整っています。

しかし、自由診療扱いとなるため、簡単な診察でも高額の請求が来るケースがあります。

一方でローカル市民が利用する公的病院や診療所は、診察料が安価ですが、常に混雑しており、衛生基準や言語の壁から日本人が利用するにはハードルが高いのが実情です。

高額な医療費の自己負担を避けるために、民間の医療保険へ加入しておくとよいでしょう。

インドネシアの物価は上がっている?

インドネシアの物価は上昇傾向にあります。とはいえ、東南アジア内ではシンガポールやタイなどに比べると、比較的安い水準です。

また、日本食に欠かせない調味料や、チーズ、ワインといった嗜好品は関税の影響で日本よりも高額になることも珍しくありません。バリ島のような人気の観光地では、家賃相場も上がっています。

現地のライフスタイルに合わせて生活することで、物価上昇の影響を抑えられるでしょう。

インドネシアで働く日本人の平均年収はいくら?

インドネシアで現地採用された日本人の平均年収は、職種によって異なります。

職種別の金額について、下記の表にまとめました。

職種
平均給与
平均年収
営業
2000万〜3500万インドネシアルピア(約18万6,000円〜32万5,500円)
2億6000万〜4億5500万インドネシアルピア(約241万8,000円〜423万1,500円)
事務系
2000万〜3000万インドネシアルピア(約18万6,000円〜27万9,000円)
2億6000万〜3億9000万インドネシアルピア(約241万8,000円〜362万7,000円)
技術者
2500万〜3500万インドネシアルピア(約23万2,500円〜32万5,500円)
3億2500万〜4億5500万インドネシアルピア(約302万2,500円〜423万1,500円)
管理職
3000万〜5000万インドネシアルピア(約27万9,000円〜46万5,000円)
3億9000万〜6億5000万インドネシアルピア(約362万7,000円〜604万5,000円)

引用:

※平均年収は、1か月あたりの平均給与×12か月+THR(1か月分)として計算

まとめ

インドネシアの生活費は居住エリアやライフスタイルによっても変化します。現地の生活に合わせる部分と、日本と同程度の水準を求める部分をしっかり分けることが大切です。

家賃や食費、光熱費など固定費をきちんと管理することで、スムーズな生活につながります。物価は上昇傾向にあるためギリギリの予算ではなく、予備費を持った計画が欠かせません。

現地採用された日本人の生活費のモデルケースを参考にしつつ、ご自身に最適な生活プランを設計してください。

インドネシアでの求人をお探しの方は、下記のページもご覧ください。

インドネシアの生活費の目安について、家賃や食費、光熱費などの項目別に解説します。現地採用された日本人のモデルケースも紹介するので、生活のイメージが湧きやすいでしょう。

節約のポイントもまとめました。